血圧を下げるミネラル成分とは
ミネラルには、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、銅、鉄など、現在わかっているだけでも100種類以上あります。
ミネラルを代表するナトリウムには、細胞外液の浸透圧を調整する等、重要な役割がありますが、塩分(ナトリウム)の取りすぎが高血圧を招くことは有名です。
塩分の目安摂取量は、成人一日10g以下ですが、通常の食生活で塩分(ナトリウム)が不足することはありません。
それとは逆に、ミネラルの中には、血圧を下げる成分も含まれています。
血圧を下げるミネラル成分としては、カリウムが代表的です。
カリウムは人体には欠かすことができません。
人体ではカリウムイオンとして、細胞内に200g程度存在しています。
カリウムには、ナトリウムによる血圧上昇作用を抑え、血圧を下げる効果があります。
また、カリウムはマグネシウムとナトリウムと共に働くことにより、血圧の調整を行う作用があります。
カリウムは熱に弱く、煮ると約3割減少することがわかっています。
また、コーヒー、酒、糖分を多く含む食べ物にも弱いことがわかっています。
更に、ストレス、下痢、嘔吐、利尿剤の継続的使用などにも弱いことがわかっています。
カリウムは動物性食品、植物性食品に多く含まれているため、日常生活で欠乏することはほとんどありません。
カリウムを多く含む食品としては、海藻類の中では、のり、昆布、ひじき、などが挙げられます。
イモ類では、サトイモ、サツマイモがあり、豆類では大豆、インゲンなどがあります。
果物では、柿、スイカ、メロンなどに多く含まれています。
カリウムの一日の目安摂取量ですが、厚生労働省によると、生活習慣病予防を目的とした場合、3500mg程度が望ましいとの勧告があります。
バナジウムは、血糖値を下げることにより人体の毒素を排出する働きがあり、血圧を下げる効果もあると考えられています。
しかし、その大量摂取による安全性においては、未だ検証されていません。
ミネラル成分は健康を保つためには欠かすことができないのですが、不足するのと同様に、過剰摂取も健康に良くない成分となります。
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